LETTER Archive

Last Petal

2016年3月30日

好き、嫌い、好き、嫌い。
幼い頃ひっそりと花びらに込めた思い。

誰もが一度は経験したであろう花びら占いをイメージして
アクセサリー作家のRufaさんに作っていただきました。

タティングレースとは
手のひらに収まる程度の小さなシャトルで
細い糸を編み込んでいく技法のレースです。
大きな器具を使わずに編めることから
18世紀にはお茶を飲みながら、馬車で移動しながらと
気軽に広まっていったようです。

Rufaさんはその時代の技法を受け継ぎながらも
色使いやボリューム感などを現代的にアレンジする作家さんです。

シルバーの縁取りで囲まれた絹糸は
黒とアイボリーでシックに。
中心部分のビジューがナチュラルな雰囲気に
アクセントを加えています。

ブローチ、クリップの両金具が付いているので
お洋服はもちろん、これからの時期ストローハットの
リボンに留めてあげてもかわいいですよ。
花びらがひらひらと揺れる姿を楽しんでみてください!

さくら開花

2016年3月28日

さくら開花でお花見が期待された週末でしたが
夜の冷え込みが続いたせいか、東京は寂しく三分咲に終わってしまいました。
上野公園はお花見練習(笑)として人が溢れたそうな。
なかなか自然は先が読めませんが
来月頭には満開が見込めるらしいですよ!

満開の桜に合わせたいのがオレンジペコー 着物・薄桜
たっぷりとスカラップレースが施され
赤みのある桜色がふんわりと肌に馴染みます。
裏地には艶のあるサテン生地を使用しており
日の光を浴びて上品に輝きます。

まぁるいスカラップ部分を良く見ると
でこぼこ可愛い小粒のホワイトドロップ チョーカーとそっくりに並んでいます。
アジャスター付きのチョーカーは
バランス良く衿元に沿ってくれるので
ヨーコメントの通り、着物からチラリが楽しめますよ。

トロンプルイユ

2016年3月21日

はらりと散らばる小粒パール
大胆に輝く大粒パール
今日はどちらの気分?

リバーシブルで楽しめるパールビジュー帯・黒と灰
着物に合わせて両面楽しんで頂けます。

前太鼓部分にコットンパールを置いて比べてみると
織の表現や糸の輝きがそれぞれ異なっているのが分かります。

黒地に織り込まれたパールは
ビロード糸の毛羽立ちがふっくらとした白。
一方、グレー地に織り込まれたパールは
艶のある糸が馴染むようにやさしいアイボリー。

トロンプルイユのような遊び心で
気軽に締めて楽しんでみてくださいね。

掲載情報 「&Premium 」5月号 誠実につくられたもの。

2016年3月20日

マガジンハウス発行「&Premium」5月号にドゥーブルメゾンの商品が掲載されました。15人に聞いた誠実な「服」と「もの」の特集にて、スタイリストの近田まりこさんにご紹介いただきました。

P052
・グッドラックマム 半衿・象牙

・グッドラックマム 付け衿ビブス・茶

ほんのり透けるオーガンジー素材に
太めの糸でふっくらとハンド刺繍が施された
愛らしさが印象的です。

付け衿ビブスが一枚あれば
襦袢要らずでお着物が着られるので
着付けになかなか自信が持てない初心者の方にもオススメです。

「&Premium」5月は全国書店でお買い求めください。

新たな扱い店が仲間入り

2016年3月18日

本日3月18日、東急プラザ表参道原宿になでしこがOPENし
ドゥーブルメゾンも一部取り扱いをはじめます。

ピンクやミントなどの春めいた色を中心に
着物から和装小物、アクセサリーに至るまで
実際にお手にとって商品をご覧いただけます。

原宿というと、アンティーク着物を取り扱うお店が多く
古着屋さんの片隅に沢山の着物が並べてあったり
週末に大きなマーケットが開催されたりと
宝探し感覚で訪れる方も多いのでは?
でも、意外と新品のカワイイ着物を扱うお店は少ない気がします。

こちらのなでしこでは
ポップな洗える着物から、ナチュラルほっこりな木綿着物
上品なメゾンのレース着物まで幅広くお試しいただけます。
和雑貨も充実しているので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

やわらかに煌く箔

2016年3月17日

先日青柳いづみさんにお召しいただいた ノアール 着物・箔 は
黒×ミント×シルバーというモードな色の組み合わせでありながら
柔らかなレースが女性らしさを引き立てます。

シルバーの箔プリントは
わずか1mmにも満たない糸の渡りにまで
繊細に施されています。
レースの華奢な網目に沿ってプリントされていますので
箔プリント特有のベタつき感がなく、風合いも柔らかく仕上がっています。

箔というと
洋服ではエッジの効いたモードやストリート
着物では結婚式や成人式などのとびきりフォーマル
な雰囲気を想像しますが、このレース箔は両方の良いとこどりです。

ヒールのシューズやクラッチバッグなどで少し外しても
袋帯を締めてビシッと着こなしても
どちらも不思議とバランスが取れてしまいます。

お手持ちのアイテムを組み合わせて
様々な着こなしをされてみてはいかがでしょうか。

パリっとコットンストライプ

2016年3月16日

ようやく春の光が見え隠れするこの頃。
クローゼットが冬のセーターから春のブラウスへと変わるように
気持ちまでぐっと軽やかになっていくようです。

しかし、まだまだ油断大敵。
最近は本当にお天気が読めません。

そんな時に万能なアイテムがドーヴィル ミディスカート
ハリのあるコットン素材で作られたシルエットは
ハイウエストでちょっとだけコクーン。
もこもこのセーターをルーズに合わせても、薄手のカットソーをインしても
季節を選ばず楽しんで頂けます。

実際スタッフも、昨年の発売から今現在のレター執筆中も
越冬して着用しています(笑)

お洗濯後も乾きが早く、アイロン要らずで着られるので
梅雨の時期まで重宝しそうです。
丈感やウエスト周りなど気になる点がございましたら
お気軽にお問い合わせ下さい。

楽しい夏目漱石

2016年3月14日

先日、二松學舎大学にて行われた「楽しい夏目漱石」に行ってきました。
以前お知らせした通り、女優の青柳いづみさんがドゥーブルメゾンの着物を
素敵に着こなしてくださいました。

第一夜のはじまり。
照明がすっと落ちたところに佇む姿は
さながら夢の中から話しかけられているかのよう。
なんといづみさん、この第一夜は一切手元を見ずに朗読されました。
暗闇へ真っ直ぐに伸びた瞳は、この一節にある
「透き徹る程深く見えるこの黒眼の色沢」
そのものでした。

一夜ごとに朗読スタイルが変わり
動くたび、羽織がふわりと揺れて
裾から浮かび上がるように、箔がキラキラとして
メゾンの着物たちも幻想的な世界観に近づけたのかなぁと感じました。
青柳いづみさん、本当にありがとうございました!

撮影/橋本倫史

・ノアール レース着物・箔
・ブーケ シルク羽織・墨
・パールビジュー帯・黒と灰

冬のコートから春の装いへ

2016年3月8日

ひと雨ごとに暖かくなってくると言われるこの時期、
春の気配を感じることが増えました。
そろそろ冬のコートから軽やかにお出かけの時期です。

アマリリスのクローゼットにあるドレスは、
グレーのシルクのドレス。
薄いシルクデシンの生地にウエストと袖口のサテンの飾りが
アクセントになっています。
衿元の控えめに波立つスカラップが少女の印象に。
同じシルクデシンの生地で作ったケープと合わせると
エレガントな装いになって、
少し背伸びしたシーンにもぴったりです。

シルクのドレスとケープはこちらからご覧ください。

ウィンターローズ シルクドレス・灰
ウィンターローズ シルクケープ・灰