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ドゥーブルメゾンの装い帖vol.2
2020年5月29日
ドゥーブルメゾンの装い帖vol.2
〜おうちでの綿麻ドレスのお洗濯〜
お店でお客様とお話ししている中で
クリーニングでなく
自宅でお洗濯できませんか？と
よくご質問をいただきます
そこで今日はスタッフの
洗濯の仕方をご紹介したいと思います
※あくまでスタッフ流ですので
生地の特徴や様子など見ながら
ご参考にされてみてください
step.1
まずは全体の汚れやシミのチェックをします
もし汚れやシミがあれば
洗剤やしみ抜きを使って歯ブラシなどで
落としましょう
step.2
それではお洗濯に進みます
洋服を裏返しにして畳みます
step.3
洗濯ネットに入れます
(シャツ用ネットは中で洋服が動かなくて便利ですが、
手洗いの場合は普通のネットでも大丈夫です)
step.4
なるべく大きいバケツに水を溜めます
(洗面台やバスタブでも)
おしゃれ着用洗剤(エマールなど)を
適量溶かした水に3分程浸けます
そして 優しく数回揉み洗いを
step.5
水を変えて 2回程すすぎます
2回目は流し水で
さいごに柔軟剤を溶かした水にくぐらせると
ふっくらと仕上がります
すすぎが終わったら
ネットのまま洗濯機で脱水です
くるくると勢いよく回ってから
“10秒”数えたらおわり
(脱水しすぎると生地の傷みに繋がります)
step.6
洗濯機から取り出したら
スタンド式ハンガー(なければ椅子でも大丈夫)に
バスタオルを敷いて 寝かせます
この時寝かせるのは
ハンガーにかけてしまうと
水を含んだドレスの重みで肩に負荷がかかり
形崩れの原因になってしまうからです
パンパンと縫いのところを持って
シワを伸ばすよう横に広げます
干す場所は日向ではなく
風通しの良い日陰が良いです
直射日光は色焼けの原因になります
step.7
水分が飛んできたなと思ったら
できれば生乾きのままアイロンをしましょう
その方が綺麗にシワが伸びます
(乾きすぎてしまったら水スプレーをして
アイロンします)
アイロンはまず裏からかけます
順番はトップから下に行く方が
シワになりにくいです
左手で引っ張りながら
アイロン先を使って
パイピングの際まできっちりとかけます
切替やパイピングのベルベットには
アイロンで触れないようにしましょう
step.8
縫代やポケットなど
あたりが出やすいところはかけすぎずに注意
裏から縫代も開いてかけてあげると
着心地が良くなります
step.9
ギャザー部分はアイロン先を入れて
ふんわりと仕上げます
最後にアイロン用の洗濯のり(キーピング)をつけて
表から仕上げると
着用時にもシワになりにくいです
(濃い地の麻などは表からかけると
あたりが出やすいので要注意)
step.10
完成です
お気に入りの洋服だからこそ
お洗濯やメンテナンスの時間も愛しいものです
お洋服と会話をするように
状態を見て お手入れして
アイロンをかけると
みるみる生地がのびて
光沢も出て たのしくなりますよ
ぜひ おうち時間を利用して
お洗濯してみてください